A45 AMGは壊れやすい?耐久性と主な故障リスク・維持費について解説

ベンツ A45 AMG 壊れやすい

A45 AMGは、メルセデス・ベンツが手がける高性能車であり、そのパフォーマンスと独自のデザインから多くのファンに支持されています。しかし、「A45 AMGは壊れやすい」という声も多く、特に高性能車に特有のメンテナンスや修理が気になるところです。今回は、「A45 AMGは壊れやすい」は本当か?耐久性と主な故障リスクや維持費、壊れやすいと言われる理由を詳しく解説します

記事のポイント
  • A45 AMGの故障で考えられるのは、「エンジンおよびターボチャージャー」や「トランスミッション」、「電装系」など
  • A45 AMGは純正の状態で高い性能を持つ一方で、耐久性よりもパフォーマンスを優先した作りになっているため、耐久性の面での不安が残る部分がある。
  • ただし、通常の街乗り程度であれば、他の車種と比較して特別壊れやすいというわけではない
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目次

A45 AMGは壊れやすい?主な故障リスクと原因

  • A45 AMGの仕様
  • A45とA35の違いと耐久性
  • A45 AMGの主な故障ポイント
  • A45 AMGは「壊れやすい」と言われる理由

A45 AMGの仕様

出典:メルセデス・ベンツ日本オフィシャルサイト
  • エンジン:2.0L 直列4気筒ターボエンジン
  • 最大出力:421馬力(310kW) / 6,750rpm
  • 最大トルク:500Nm / 5,000-5,250rpm
  • トランスミッション:8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)
  • 駆動方式:4MATIC+(フルタイム4WD)
  • 0-100km/h加速:約3.9秒
  • 最高速度:270km/h(リミッター設定あり)
  • サスペンション:フロント/マクファーソンストラット、リア/マルチリンク
  • ブレーキ:AMGハイパフォーマンスブレーキシステム
  • タイヤサイズ:フロント245/35 R19、リア265/35 R19
  • 燃費(WLTP基準):8.3L/100km程度
  • 車両重量:約1,640kg
  • その他の特徴:AMGダイナミックセレクト、AMGトラックペース(サーキット走行計測機能)

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A45とA35の違いと耐久性

A45 AMGとA35 AMGの違いとして、エンジンの出力と車のコンセプトが異なります。A35 AMGは、A45に比べてやや控えめな出力で、より日常使いに適していると言えます。したがって、耐久性の観点からはA35の方が壊れにくい傾向にあり、メンテナンスコストも低めです。

A45 AMGの主な故障ポイント

A45 AMGの主な故障リスクとして、特に以下の点が挙げられます。

  • エンジンおよびターボチャージャー
    A45 AMGのエンジンは「ターボチャージャー」を搭載しており、これがエンジン出力の要となっています。ターボの劣化や不調が起きると、エンジンが十分な出力を発揮できなくなるだけでなく、最悪の場合、タービンブロー(ターボチャージャーが壊れてしまう故障)を引き起こします。特に以下のような状況で故障が進みやすいとされています。
    • 冷却不足による熱の蓄積
    • 過度なアクセル操作や頻繁な急加速
    • ターボ車特有のメンテナンス不足(オイル交換遅れなど)
  • トランスミッション(DCT)の故障
    A45 AMGには8速DCTが搭載されており、非常にスムーズで素早いシフトチェンジが特徴です。しかし、DCTは伝統的なオートマチックに比べて構造が複雑で、トラブルが起こりやすいことでも知られています。サーキット走行や激しい加速を繰り返すとクラッチやギアが摩耗しやすく、シフトチェンジ時の衝撃や異音が現れることがあります。DCTは通常のオートマチックよりも高性能ですが、メンテナンスが欠かせません。
  • 電装系のトラブル
    最新の高性能車には電子制御が多用されていますが、A45 AMGでも例外ではありません。特に、センサーやECU(電子制御ユニット)の故障、エンジン警告灯の点灯などの電装系トラブルが報告されています。これらのトラブルは、頻繁な使用や車両経年劣化に伴って発生することが多く、修理費用が高額になる場合もあります。

A45 AMGは「壊れやすい」と言われる理由

A45 AMGが「壊れやすい」と言われる理由は、その高い出力と複雑なメカニズムに起因します。特に、一般的な車と比較してもパフォーマンスを追求する設計がなされており、通常の街乗りだけでなく、サーキット走行や高速道路での加速など、限界性能を試すような使い方ではパーツの消耗が早くなります。

また、A45 AMGは純正の状態で高い性能を持つ一方で、耐久性よりもパフォーマンスを優先した作りになっているため、耐久性の面での不安が残る部分があります。そのため、普段からのメンテナンスと定期点検が非常に重要になります。特に、オイルの質や適切な交換タイミングを守らないと、エンジン内の摩耗が進み、寿命が短くなります。

さらに、A45 AMGの前期型と後期型では、エンジンやトランスミッションの改良点が異なります。後期型は、いくつかの改良が施され、信頼性が向上しています。中古車を選ぶ際には、こうした改良ポイントも購入判断の参考にしましょう。

結論としては、通常の街乗り程度であれば、他の車種と比較して特別壊れやすいというわけではないということですが、中古車を購入する際にはいくつかのポイントを抑える必要があると言えます

A45 AMGは壊れやすい?維持費や中古価格の値落ちリスク

A45 AMGの高性能が魅力である反面、維持費や中古車価格の値落ちリスクも見逃せません。このセクションでは、A45 AMGの維持費の詳細や、中古市場での価格推移について触れていきます。

A45 AMGの維持費は高いのか?

A45 AMGの維持費には、燃費や消耗品の交換費用、保険料が含まれます。まず燃費ですが、A45 AMGの燃費は市街地走行で10km/L以下になることが一般的で、燃費が良いとは言えません。AMGの高性能エンジンは、通常のエンジンに比べて燃料消費が激しく、高速道路を使っても燃費の改善はわずかです。

また、A45 AMGは高性能なブレーキシステムを搭載しているため、ブレーキパッドやディスクの交換頻度が高く、これも維持費がかさむ要因の一つです。さらに、サーキット走行など過酷な条件での使用を予定している場合、追加のメンテナンスコストが必要になります。

維持費の内訳(参考)

項目内容目安金額(年間)
燃料代燃費は約8〜10km/L。走行距離10,000kmと仮定すると約120,000〜150,000円程度。約12〜15万円
保険料高性能車のため保険料は割高。特に若年層では年間20〜30万円程度になることも。約15〜30万円
消耗品交換(タイヤ等)高性能タイヤ(19インチ)やブレーキパッドの交換が必要。サーキット走行では消耗がさらに早まる。約10〜20万円
定期点検費用メルセデス・ベンツ正規ディーラーでの点検を受ける場合、年2回の点検費用で約10万円以上。約10〜15万円

A45 AMGの値落ちリスク

高性能車は新車価格が高い一方で、初年度からの値落ちが激しいという特徴があります。A45 AMGも例外ではなく、特に以下のような車両は中古市場での評価が下がりやすいです。

保証切れの車両
メルセデス・ベンツの新車保証期間(通常3年)を過ぎた車両では、故障時の修理費用が全額自己負担となるため、リセールバリューが低下します。

過走行車
年間2万km以上の走行車両は、エンジンやサスペンションの負担が増え、価格が大きく下がります。

事故歴や修理歴のある車両
サーキットでの走行履歴がある場合、ブレーキやエンジンに大きな負担がかかるため、購入希望者が敬遠することがあります。

A45 AMGの耐久性は「前期と後期」どっちがいい?

前述のとおり、A45 AMGには前期型と後期型が存在し、モデルチェンジごとに改良が加えられています。一般的には後期型の方が細かな不具合が改善されているため、壊れにくいと言われています。特にエンジンやトランスミッションに関しては、後期モデルで改良が加えられているケースが多く、購入時には注意が必要です。

AMGラインとの違い

AMGには、A45 AMGのようなフルスペックモデルと、AMGラインと呼ばれる通常モデルがあります。AMGラインは外観やインテリアのデザインがAMG風に仕上げられているものの、エンジンや足回りは通常モデルとほぼ同じ仕様となっております。

A45Sの加速力とその影響

A45Sは、A45の上位モデルであり、さらに高出力なエンジンを搭載しています。A45Sの加速力は非常に優れており、0-100km/h加速は3.9秒を誇ります。しかし、その分エンジンやトランスミッションへの負荷も大きく、耐久性の面でのリスクが高まります。A45Sのような高出力モデルを維持するには、日常的なメンテナンスのほか、部品交換が必要になるケースも少なくありません。


A45 AMGは壊れやすい?主な故障リスクと原因:総括

A45 AMGは、その卓越したパフォーマンスとスタイリングで多くのファンを魅了する一方、壊れやすさや維持費の高さといった課題も抱えています。
購入や維持を検討する際には、以下のポイントを意識しましょう。

  • 高性能車ならではのメンテナンスを重視する
    定期的なオイル交換やDCTの点検、ターボチャージャーの状態チェックは不可欠です。
  • 使用目的に応じて適切なモデルを選ぶ
    A45 AMGの性能を必要としない場合、A35 AMGやAMGラインといった選択肢を検討することで、維持費や故障リスクを抑えられます。
  • 中古車選びでは慎重に状態を確認する
    走行距離やサーキット走行履歴、保証の有無をチェックし、できるだけ後期型を選ぶと安心です。

適切に維持管理を行えば、A45 AMGはその高性能を存分に楽しめるパートナーとなります。

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この記事のまとめ
  • A45 AMGの故障で考えられるのは、「エンジンおよびターボチャージャー」や「トランスミッション」、「電装系」など
  • A45 AMGは純正の状態で高い性能を持つ一方で、耐久性よりもパフォーマンスを優先した作りになっているため、耐久性の面での不安が残る部分がある。
  • ただし、通常の街乗り程度であれば、他の車種と比較して特別壊れやすいというわけではない
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